2025年2月10日月曜日

第38回国家試験はどうなる?

 

第37回国家試験のボーダーラインがどうなるのか,とても気になるところです。


受験して,結果があまり良くなかった人は,どんな勉強をすれば合格できるのか,不安に思っていることでしょう。


ボーダーラインは,問題の難易度によって補正されることになっています。


問題が難しくなれば,ボーダーラインが下がることもあるので,今までと異なる特別な勉強が必要なことはありません。


必要なことは,確実な知識です。


さて,今日の問題です。


第37回・問題1 

思春期・青年期における心身の特徴に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

1 思春期には,男女ともに緩やかな身体の変化がみられる。

2 思春期における心理的特徴としては,自意識過剰がある。

3 思春期には,アイデンティティは形成されている。

4 第二次性徴に性差はみられない。

5 青年期の死亡原因としては心疾患が最も多い。


この問題を確実に正解するためには,選択肢3と選択肢5を確実に消去することが必要です。


そのことによって正解が浮き彫りになるタイプの問題です。


正解は,選択肢2です。

2 思春期における心理的特徴としては,自意識過剰がある。


こんなことは,誰も勉強したことはないでしょう。


しかし,ほかの選択肢は,知識によって判断ではます。


1 思春期には,男女ともに緩やかな身体の変化がみられる。


思春期には,成長ホルモンの働きで大きく伸びます。


3 思春期には,アイデンティティは形成されている。


思春期にはアイデンティティは形成されていません。エリクソンの発達理論に基づけば,アイデンティティの確率は,青年期の発達課題です。


4 第二次性徴に性差はみられない。


第二性徴は,思春期の発達です。性差が大きくなります。


5 青年期の死亡原因としては心疾患が最も多い。


青年期の死亡原因で最も多いのは,自殺です。


今日の問題のような知識を積み重ねていくことで,国家試験でようやく1問を得点することにつながります。


これに関しては,今までも同じです。そしてこれからも同じです。

最新の記事

社会保険の加入

 社会経済の変化を踏まえた年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する等の法律の概要 施行は,一部を除き,2026年(令和8年)4月1日です。 社会保険の加入に関して,短時間労働者の賃金要件が撤廃されます。(施行日は未定) 現在は,月額88,000円に設定されています。...

過去一週間でよく読まれている記事