受験された方はお疲れさまでした。
新しいカリキュラムによる問題は,単純な知識を問うタクソノミーⅠ型の問題を減らし,知識を使って考えることで答えるタクソノミーⅡ型,Ⅲ型が増えます。
精神保健福祉士は,長文事例を維持することで,タクソノミーⅡ型,Ⅲ型の問題としたのに対し,社会福祉士は,1問の中で,それらを目指したようです。
タクソノミーⅡ型,Ⅲ型は,考える分,時間もかかり,複雑になります。
精神保健福祉士の専門科目を先に見ていたので,すっかり油断してしまいましたが,国家試験の在り方検討会が描いた設計図どおりの出題だったと思います。
合格基準点(ボーダーライン)の設定がかなり難しくなった問題になったことは間違いありません。
第37回国家試験問題については,社会福祉士と精神保健福祉士の専門科目の難易度が大きく変わってしまったためです。
次回からは,実際の問題で新しい問題の対策を考えていきたいと思います。
※今日の問題はお休みします。