2025年2月13日木曜日

国家試験に合格できる勉強法~エリクソンの発達理論

今回は,エリクソンの発達理論です。


エリクソンによる発達段階の発達課題vs危機

乳児期(01歳) 基本的信頼 vs 基本的不信

幼児前期(13歳) 自立性 vs 恥・疑惑

幼児後期(36歳) 自主性 vs 罪悪感

児童期(711歳) 勤勉性 vs 劣等感

青年期(1220歳) 同一性獲得vs 同一性拡散

前成人期(2030歳) 親密 vs 孤立

成人期(3065歳) 世代性 vs 停滞

老年期(65歳以降) 統合 vs 絶望

 

 

これを覚えたところで,今日の問題です。

 

37回・問題9

エリクソン(EriksonE.)の発達段階説における青年期の心理社会的危機として,正しいものを1つ選びなさい。

1 基本的信頼 対 基本的不信

2 同一性 対 同一性混乱

3 勤勉性 対 劣等感

4 自発性 対 差恥心

5 ジェネラティビティ 対 停滞

 

この問題が難しい理由は,「ジェネラティビティ」という聞き慣れないものが出題されているからです。

 

しかし,危機に「停滞」があるために,成人期だと推測することができます。

 

これさえ乗り越えたら,答えは,最も分かりやすい選択肢2に到達できます。

2 同一性 対 同一性混乱

 

この問題は,以下とスタイルは異なりますが,正解は同じく青年期となっています。

 

31回・問題1 

次の年齢のうち,エリクソン(EriksonE.)の発達段階に関する理論にいう「アイデンティティ」が発達課題となる年齢として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1 3歳

2 7歳

3 15

4 30

5 50

 

正解は,「3 15」です。

 

国家試験勉強ではエリクソンは必ず出てくるはずです。

こういったものを確実に覚えていることが合格をつかみます。

とても地味な勉強だと思いますが,これを積み重ねられる人は必ず合格できます。

最新の記事

消費者契約法

 契約を取り消すことができる制度として,クーリング・オフ制度があります。 しかし,利用できるのは,訪問販売や電話に勧誘などによって契約したものに限られます。 消費者契約法は,以下のような場合に取り消すことができます。 出典:消費者庁「知っていますか? 消費者契約法―早わかり!消費...

過去一週間でよく読まれている記事