第37回の合格発表が終わりました。
合格された方にはお祝い申し上げます。
合格基準点(いわゆるボーダーライン)が62点になったことにびっくりされた方も多いことでしょう。
これによって判明したことは,問題が難しくなろうと易しくなろうと,まったく関係ないことです。
覚えるべきものを確実に覚えると必ずボーダーラインを超えます。
自分一人だけではなく,みんなにとって難しくなれば,ボーダーラインが下がり,易しくなれば,ボーダーラインが上がります。
ボーダーラインが下がったから,合格できたという考え方は絶対にしないでください。
問題の難易度の低ければ,もっと高い点数がとれた実力があったはずです。
実力不足の人は,問題の難易度にかかわらず,合格するのは困難です。ラッキーで合格できる試験ではありません。
何度も受験しても,数点差で不合格になる人は,勉強法自体を見直すことが必要です。
真面目に国試勉強をしてきた人なら,ボーダーラインを超える知識量はついているからです。
それでもボーダーラインを超えないのは,国家試験と勉強方法にミスマッチがあると考えてよいです。そこにまずはメスを入れることが必要かもしれません。
※今日の問題はお休みします。