決して簡単に合格できる試験ではありません。
だからこそ,国家資格としてのステータスが保たれているという意味合いもあります。
第30回国家試験では
受験者 43,937人
合格者 13,288人
となっています。つまり,30,649人が不合格になっています。
まずは,そんなに簡単な試験ではないことを認識する必要があります。
合格できなかった人からは,合格発表の後には
知識が足りなかった
といった感想が聞かれます。
本当に知識が足りなかった人もいるでしょう。
しかし,真剣に受験に向き合った人が知識不足だったとは,あまり考えにくいです。
何度も紹介しているように,国試は
少しずつ同じで,少しずつ違う
基礎力をつけるのは,必要条件です。
しかし,決して必要十分条件ではありません。
問題を解く力が必要です。
これを意識することで,得点力は上がります。
推理力と言ってよいと思います。
少しずつ違う部分にアジャスト(適応)することが得点力を上げます。
私たちは国試合格のための水先案内はできます。しかし,最後の最後は自分で考えて得点していかなければなりません。
解説を読めば「分かる」レベルで国試に臨むと合格できない側に回る率が高いです。
普段から,推測しながら勉強することが大切です。
特に理論系の問題には欠かせません。
チームfukufuku21は,ここを徹底的に紹介していきます。