令和5(2023)年2月5日(日),社会福祉士の第35回国家試験が実施されました。
平成2年に第1回が始まって以来,既に35回を重ねます。
毎年,さまざまな新しい試みがなされ,受験生を悩ませます。
第37回から令和元年度改正のカリキュラムに従って実施されます。
第35回と第36回の国家試験はそれに向かった助走期間に位置づけられています。
その割には,劇的な変化はなかったように思います。
タクソノミーⅡ型が何問くらいになったのかはまだ数えていませんが,ちょっと多くなった感じがします。
考えて答えを出すことが必要なので,その対策が大切です。
タクソノミーⅡ型に見える問題の中には,おそらくタクソノミーⅢ型が含まれているのではないかと思います。
精神保健福祉士のような長文事例問題でなくてもタクソノミーⅢ型の出題はできるのでしょう。
これから数回にわたって,振り返ってみたいと思います。
なお,解答速報やボーダーライン予測はしません。特にボーダーラインは,誰にもわからないからです。