国家試験に合格するためには,「どれだけ勉強するか」ではなく,「どんな勉強をするのか」が大切です。
勉強の仕方に戦略を立てることで,足りない勉強時間でも学習が効果的なものになります。
別な言い方をすると,戦略がない勉強は,無駄が多いことになります。
過去問を反復練習すればよい,というアドバイスがあります。
しかし,それをやっても,合格できる人とできない人が分かれます。
過去問を3回繰り返せば合格できる,というアドバイスもあります。
しかし,それをやっても,合格できる人とできない人が分かれます。
「どのように」があるかないか。ここが決め手です。
国家試験の試験委員は,国家試験対策参考書などを参考にして問題を作っているわけではありません。必ず一次資料にあたって作問します。
毎回,表現が変わって出題されるのは,いじわるをしているためではなく,一次資料から新たに問題を作っているからだと考えられます。
過去問を3回繰り返せば合格する,というのは,そのアドバイスしてくれた人にとっての真実です。
何度も試験にチャレンジしている方には,2つのタイプに分かれます。
タイプ1 ⇒ 勉強量が足りないために,国家試験で得点できない。
タイプ2 ⇒ 勉強量が十分だが,国家試験では得点できない。
タイプ1の人は,知識を増やすことが先です。
タイプ2の人こそ,「どのように」を考えた勉強が必要です。
過去問を漫然と繰り返しているだけでは,同じ結果しか得られません。
現在の国家試験では,決して深い知識は問われません。深掘りして勉強する必要はないです。
必要なのは,深掘りではなく,どのように出題されるのかに備えた思考です。
これから一緒に考えていきますね・・・