第32回が終わりました。
第33回国試が同じような日程で行われると仮定すると,365日です。
19科目で割ると,1科目に使える時間は,19日です。
第33回国試までのカウントダウンが始まりました。
第33回国試を受験される方は,気を引き締めて頑張っていきましょう。
第32回国試問題を入手したら,すぐに解いてみることをおすすめします。
これは,自分の立ち位置を確認する意味です。
国家試験は,簡単には正解できるものではありません。
しかし一つひとつを確実に覚えていけば,一年後には必ず合格基準点(いわゆるボーダーライン)を超える実力がついていることでしょう。
社会福祉士の国家試験の特徴は,出題範囲が広いことです。
どこから手を付けるか,ということも悩むかもしれません。
入口は確かに大切かもしれません。
重要なことは,ゴールを見極めることです。
この場合のゴールは極めてシンプルです。
国家試験当日,合格基準点(いわゆるポーターライン)を超える点数を取ることです。
チームfukufuku21と一緒に,そのゴールを目指していきましょう。
<第32回国試を受験された方へ>
問題を見るのは,嫌かもしれません。
しかし,できれば解いた時の気持ちを覚えているうちに,もう一度問題を解いてみると良いと思います。
合格できるような点数を取れている人は,次回を考える必要はないと思いますが,もしそうでなかったとしたら,スタートは早い方が良いからです。
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