2020年2月2日日曜日

受験が終わってからの注意点~感想,解答速報などについて

第32回国家試験は本日(2020/02/02)に終了しました。

戦いの日々は終わりました。

おそらく,SNS等ではすでに試験の感想が出てきているのではないでしょうか。

例年の国試直後の感想は,

今までで最も難しい問題だった
出題傾向が変わった

という感想が聞かれます。

だんだん時間が過ぎていくと,冷静に振り返ることができるようになるためなのか,

もっと落ち着いて解けばよかった

といったものに変わっていきます。


「簡単だった」という感想を持つ人が,必ずしも良い成績であるとは限りません。

勉強をしっかりしてきた人は,解けなかった問題が印象に強く残るので,「難しかった」という感想を持つようです。

そういうところから「今年のボーダーラインは下がりそうだ」といった予測が飛び交いますが,合格基準点(いわゆるボーダーライン)の予測は誰にもできません。

そういった情報に振り回されないことが大切です。


国家試験問題は,決して簡単ではありません。
毎年そう思います。

第33回国家試験の受験を予定している人の多くは,まだ勉強を始めていていないでしょう。このメッセージを読むのは,おそらく国試3か月くらい前かもしれません。

国家試験は本当に難しいです。付け焼刃で合格できるような試験ではありません。
相当な覚悟が必要です。ぜひ知っておいてほしいです。


<第32回国家試験の解答速報について>

これから各社が解答速報を公表します。

それをもとにして,自己採点することになります。

早く結果を知りたい,という気持ちもあると思いますが,早く出すところは,早く出すことが目的になっているように思います。

参考にするのは,2つくらいで良いと思います。

1つは早く出すところ,もう1つは満を持して出すところ。

会社によって解答が割れる問題が毎年あるので,たくさんのサイトを見ると,ぎりぎりの点数だった人はやきもきしてしまいます。注意が必要です。


<おまけ>

就労支援サービスと更生保護制度は,2科目で1群です。8問中1点あれば良いことになります。

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