現時点(6月下旬)で勉強を本格化している人は多くはないでしょう。
国家試験の近年の合格率は,25~30%程度です。
第1回からみても,合格率が30%を上回ったことはほとんどありません。
受験者の70%は不合格になります。
国家試験に不合格になると,人生の終わりのようにとらえる人がいます。
ショックのあまり,立ち直ることができず,そのまま受験をするのをあきらめた,という人もいます。
しかし,合格するのは30%で,大部分の人は不合格になります。
不合格になる人の方が圧倒的に多い試験です。
しかも社会福祉士の国家試験は,誰もが受験できるものではなく,限られた人しか受験できないものでありながら,不合格になる人の方が多い試験です。
大学や養成施設ごとに見ると,合格者の方が多いところもあるので,不合格はダメ人間というスティグマを与えられた気持ちになるのかもしれません。
その気持ちを振り払って,再受験を目指す時,その先には必ず合格が待っています。