2019年6月16日日曜日

集団を活用した相談援助

今回から「集団を活用した相談援助」を取り上げていきます。

今日は前説なしに問題に入ります。

第31回・問題113 グループワークに関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 最終目標は,まとまりのあるグループを作ることである。
2 メンバー自身やグループ内の葛藤は,回避することが必要である。
3 開始期では,メンバー間の相互援助システムの形成が促進される。
4 メンバー個々の問題を解決する主体は,ワーカーである。
5 プログラム活動は,グループワークの援助方法の一つである。


グループワークは,グループダイナミクス(集団力学)を活用して行われます。

グルーブワークは,グループで活動しますが,クライエントの問題に対してグルーブダイナミクスを活用して解決することを目的にしています。

この問題の正解
5 プログラム活動は,グループワークの援助方法の一つである。

プログラム活動には,社会生活技能訓練(SST),音楽療法など様々なものがあります。
こういったものを実施しながら,グループワークをすすめていきます。

次回からは,グループワークに関する国試問題を掘り下げていきたいと思います。

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