2019年6月23日日曜日

社会福祉士国試の今後はどうなるのだろうか?

社会福祉士及び介護福祉士法は,1987年に成立したものです。

背景としては,今後到来する高齢社会の介護の担い手を養成することにあったようです。

介護福祉士は介護の担い手というところから始まり,今のカリキュラムでは,介護管理の担い手として期待されていることがわかります。

社会福祉士のカリキュラムは,数年後に変更されることになりますが,今の時点ではどうなるのかはわかりません。

しかしわかるのは,社会が求めるものに変化することです。

介護福祉士は明らかにそうなっています。

社会福祉士は,現在,分野別の科目,つまり縦割りになっています。

クライエントが一つの存在です。

福祉ニーズは,様々です。

制度で分けられるものではありません。

そのために,「相談援助の基盤と専門職」では「総合的かつ包括的な援助」があります。

今後はますます求められてくるものでしょう。

次のカリキュラムもそういったところがさらにクローズアップされてくるのではないでしょうか。


今のカリキュラムの勉強について

制度の縦割りになっていることが勉強にも影響しています。

それぞれを別個の制度だととらえず,総合的な視点を持つと良いです。

制度が違っても,制度設計は同じだからです。

今後のカリキュラムはどうなるかわからないので,今のうちに合格をつかみましょう。

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