同センターは,国試をどのように出題するか,という出題基準を示し,基本的にはそれに従って出題しています。
出題基準は,大項目,中項目,小項目で示されています。
ここに示された内容は,確実に覚えて国試に臨みたいです。
出題基準は,6月中に同センターのホームページで発表されます。
しかし,基本的には毎年大きな変化はありません。
出題基準に示される内容はかなり幅が広いので,一つひとつをしっかり押さえていくことが合格するために必要です。
3年間の国試で出題される問題数は限られるので,それだけ勉強しても合格できるような実力にはまったく足りません。
基本的には参考書で覚える必要があります。
さて,「相談援助の理論と方法」は,問題数が多いこともあり,毎年出題されるものがいくつかあります。
その一つが先日まで取り上げてきた「様々なアプローチ」です。
様々なアプローチは,毎年出題されています。
しかも複数問出題されます。
社会福祉士の国試は150問ありますが,このようなものは他にはありません。
避けて通れない,というか,社会福祉士を目指すなら,絶対に押さえなければなりません。
もう一つほぼ毎年出題されているのが「スーパービジョン」です。
スーパービジョンは,ソーシャルワーカーが成長するための指導です。
指導者はスーパーバイザー
指導を受ける者は
と言います。
出題される内容は,スーパービジョンの機能と種類です。
スーパービジョンの機能は
支持的機能
教育的機能
管理的機能
スーパービジョンの種類は
個別スーパービジョン
グループスーパービジョン
ライブスーパービジョン
ピアスーパービジョン
セルフスーパービジョン
&
コンサルテーション
出題されるのは,たったこれだけです。
第22~31回の出題
回
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出題内容
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22
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コンサルテーション
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23
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事例
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24
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種類
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25
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機能
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26
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事例
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27
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事例
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28
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機能
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29
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種類
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30
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機能
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31
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機能と目的
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ほぼ100%と書いたのは,第22回はスーパービジョンではなく,コンサルテーションだからです。
種類は2回
機能は4回
事例が3回
コンサルテーションが1回
事例は機能についての出題なので,機能は確実に押さえておきたいです。
特に近年は,機能の内容を具体的に出題されてきているので,言葉だけではなく,内容を理解しておくことが必要です。
こういったところに差が現れます。
しっかり覚えたいです。