2019年11月26日火曜日

国家試験の合格率は30%

社会福祉士の国家試験の合格率は,わずか30%です。

少なくとも,3年間の過去問を3回繰り返すだけで合格できるような試験ではありません。

社会人の受験者が,3か月で合格とか,過去問3回解けば合格できるといったことを信じているとしたら,おそらく合格することはできないと思います。

社会福祉士の国試の出題範囲は広いので,それだけの勉強では不足するのです。

合格に必要なことは,出題基準に示された範囲をひたすら覚えることです。
一つひとつの問題は決して難しくありません。

国試合格には,近道はありません。
しかし,回り道はたくさんあります。

受験生のすべての人が地道に勉強しているわけではありません。

3か月で合格できる
3年間の過去問を3回解く

これで合格する人もいます。
しかし,多くの人はこの勉強では失敗することでしょう。

間違った勉強で合格できない人が一定数いることは,真面目に勉強をしてきた人の合格を高めることにつながるので,ありがたいことです。

社会福祉士の国家試験は,上位30%が合格できる試験です。
70%の不合格になる受験生がいて,初めて上位30%が成り立ちます。

合格は,不合格になる70%の人の上に存在します。

無責任な情報を流す人は悪だと思いますが,こういった意味では,ありがたいことです。

勉強不足の70%の層を作ってくれるからです。

勉強が進んでいなくとも,今ならまだギリギリ間に合います。
なぜなら,大切なのは,勉強にかけた時間ではなく,どんな勉強をしたのか,だからです。

国家試験は,決して難しいものではありません。

そのため,国家試験を終えてから,問題を見直してみると,正解できた問題は必ずあるです。そのような問題を落として不合格になるのは悔しいことです。

勉強は辛いかもしれませんが,それでも歯を食いしばって,勉強を続けていきましょう。

他の受験生と一歩差をつけることが何よりも大切です。

3年間の過去問をちょこっと解いてみて,合格できるような試験では決してありません。

しかし,基礎力を積み重ねることができた人は,必ず合格をつかむことができます。

私たちチームfukufuku21は,本気で合格を目指す方のサポーターです。


※今日の問題はお休みします。今日は苦手だと思う科目を過去記事で強化してみましょう。

最新の記事

ノーマライゼーションの国家試験問題

 今回は,ノーマライゼーションに取り組みます。 前説なしで,今日の問題です。 第26回・問題93 ノーマライゼーションの理念に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。 1 すべての人間とすべての国とが達成すべき共通の基準を宣言した世界人権宣言の理念として採用された。 2...

過去一週間でよく読まれている記事