ソーシャルワーク系の科目では,人名が出題されます。
人名を覚えるのは苦手な人が多いですが,しっかり覚えておきたいです。
決して深い知識は問われません。
それでは,今日の問題です。
第30回・問題93 日本の社会福祉の発展に寄与した人物に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 石井十次は,医療ソーシャルワーカーとして実践に携わった。
2 浅賀ふさは,北海道家庭学校を創設し,感化教育を実践した。
3 岡村重夫は,社会関係の主体的側面に焦点を当てた社会福祉固有の視点と領域を提起した。
4 留岡幸助は,ケースワーク技術や援助プロセスにおける理論を発展させた。
5 竹内愛二は,「無制限主義」を掲げ,孤児を救済する民間社会事業を展開した。
この問題は,「全部入れ替え作問法」と呼ばれるものです。
正解以外のものを入れ替えて,出題されているからです。
はっきり言えば,試験委員の手抜きです。
しかし,受験者にとってはラッキー問題です。
1つ間違いが見つかれば,芋づる式に答えを見つけ出すことができるからです。
こんな感じです。
ということで,正解は,
3 岡村重夫は,社会関係の主体的側面に焦点を当てた社会福祉固有の視点と領域を提起した。
これ以外も重要なので,ぜひ覚えておきましょう!!