第34回国家試験が終わりました。
今日から第35回国家試験に向けた戦いが始まります。
平成19年カリキュラム改正の国家試験は,第35回と第36回の2回のみです。
第37回国家試験からは,いよいよ令和元年カリキュラム改正の内容に変わります。
そこに向けて,少しずつ新しいものを出題して,スムーズに移行させていくものと思われます。
とは言え,出題基準との整合性が必要なので,大胆な方法はとらない思われるので,それほど恐れることはないと思います。
第34回国試もすでに移行期間に入っていますが,特別感はなく,今までと変わらない出題になっています。
覚えるべきものを確実に押さえることができる人が合格するという事実です。
幸運で合格できる試験ではありません。
つまり覚える内容を絞り込む,いわゆる山を張ってもボーダーラインを超えることは難しいと思います。
逆に,確実に覚えた人は,130点以上とるような人もいるように思います。
勉強した人は解ける,勉強不足の人は解けない,という資格試験の理想の問題になりつつあるように感じます。
現時点(2022年2月)で,第35回国家試験を受験する予定の人は,まだ勉強を始めていないと思いますが,新しい参考書でなくても,今,販売されているもので十分対応できます。
国家試験が終わると,メルカリなどに参考書などが出てきます。そういったもので十分です。
第34回国家試験に出題されたものの多くは,第35回国家試験には出題されませんし,数字はほとんど変わらないからです。
今回の国家試験で残念ながら合格できなかった人は,新しいものを買わずとも今あるもので十分です。