第34回国家試練を受験する方は,センシティブな時期だと思います,
今日の記事は今の時期には不適切だと思いますので,第34回国家試験を受験する人は,読んではいけません。
社会福祉士の国家試練の特徴は,出題範囲が広いことです。これは誰もがそう思うと思います。
過去問を解いてみると,同じ内容のものが続けて出題されているものを見たことはありますか? 出題範囲は広いのですから,それは限られています。
これから述べることは,今後の改善を期待してのメッセージです。
ソ教連についてです。決して批判ではありません。
①【JASWE】ソーシャルワークちゃんねる(ソ教連のソch)
すべての動画は見ていないことをお許しください。
そのうえで,「人体の構造と機能及び疾病」に関する意見です。
第33回・問題2 心臓と血管の構造と機能に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1 肺と右心房をつなぐのは,肺静脈である。
2 左心房と左心室の間には,大動脈弁がある。
3 血液は,左心室から大動脈へと流れる。
4 上大静脈と下大静脈は,左心房に開口する。
5 血液は,大動脈から肺に流れる。
この問題を解説されていましたが,おそらくこの問題の内容は,第34回には出題されないように思います。おそらく,講師もそれは知っているはずです。
それにもかかわらず,第34回の国試対策に用いたのは,別の誰かの指示があったのではないかと思います。
過去問をずっと追いかけていれば,どんなものが出題されて,どんなものが出題されないのかがわかるからです。
指示があったのではないかと思うのは,担当された講師の表情です。伝えたいことが明確なら福祉行財政と福祉計画の講師のような表情になるのではないかと思います。
ソーシャルワークちゃんねる(ソ教連のソch)を担当された講師がだめだと言いたいわけではありません。骨組みは,国家試験をよく知っている人に組み立ててもらうとよいと思います。
②模擬試験
出るかもしれない,というだけで出ないものを出題すると,受験生を混乱させるだけです。
ソ教連という団体が模擬試験をつくるなら,その専門性を活かして内容を検討してほしいものです。
チームfukufuku21が立派な先生方(ソ教連の中心的メンバー)に期待したいのは,文章で読んでもわかりにくいものをわかりやすく解説してくれることです。
そしてソ教連に考えてほしいのは,本当に国試合格に必要な情報とは何かです。
内部でそれができないなら,国試ナビの伊東先生や合格教科書の飯塚先生のような国家試験を知り尽くした外部のアドバイザーを入れるとよいです。
ちゃんと対策をやると合格基準点が上がってしまうので,そうさせず混乱させることが目的かもしれないと本気で考えてしまいます。