今回は,グループワーク(集団援助技術)の主な理論家を学びます。
グループワークの主な理論家
コイル |
セツルメントやYWCAの実践を基盤とし,グループワークの母と呼ばれた。 また,「グループワーカーの機能に関する定義」(1949年)を起草した。 |
コノプカ |
グループワークの14の原則を示し,治療教育的グループワークの発展に貢献した。 |
ヴィンター |
ミシガン学派に所属し,個人を望ましい方向に向けて治療する治療モデルを提唱した。 |
トレッカー |
アメリカで青少年健全育成がまだグループワークの主要な分野であった1950年代に活躍し,その著作は翻訳されて日本のYMCA等の働きに理論的な基盤を与えた。 |
シュワルツ |
ソーシャルワーカーの役割を,メンバーとグループの媒介者とし,相互作用モデルを提唱した。 |
それでは今日の問題です。
第33回・問題113
グループワークに関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 コイル(Coyle,G.)は,ミシガン学派に所属し,個人を望ましい方向に向けて治療する治療モデルを提唱した。
2 コノプカ(Konopka,G.)は,グループワークの14の原則を示し,治療教育的グループワークの発展に貢献した。
3 ヴィンター(Vinter,R.)は,ソーシャルワーカーの役割を,メンバーとグループの媒介者とし,相互作用モデルを提唱した。
4 トレッカー(Trecker,H.)は,セツルメントやYWCAの実践を基盤とし,グループワークの母と呼ばれた。
5 シュワルツ(Schwartz,W.)は,アメリカ・グループワーカー協会で採択された「グループワーカーの機能に関する定義」(1949年)を起草した。
カタカナが多くて読みにくい問題です。丁寧に読み進めて考えることが必要です。
それでは,解説です。
1 コイル(Coyle,G.)は,ミシガン学派に所属し,個人を望ましい方向に向けて治療する治療モデルを提唱した。
これは,ヴィンターのことを述べたものです。
2 コノプカ(Konopka,G.)は,グループワークの14の原則を示し,治療教育的グループワークの発展に貢献した。
これが正解です。
3 ヴィンター(Vinter,R.)は,ソーシャルワーカーの役割を,メンバーとグループの媒介者とし,相互作用モデルを提唱した。
これは,シュワルツのことを述べたものです。
4 トレッカー(Trecker,H.)は,セツルメントやYWCAの実践を基盤とし,グループワークの母と呼ばれた。
これは,コイルのことを述べたものです。
5 シュワルツ(Schwartz,W.)は,アメリカ・グループワーカー協会で採択された「グループワーカーの機能に関する定義」(1949年)を起草した。
これもコイルのことを述べたものです。