2019年5月2日木曜日

様々なアプローチの出題は12種類に限定されている

「様々なアプローチ」は毎年必ず出題されています。
「アプローチ」は「接近法」と訳されます。

ソーシャルワークでは,ワーカーがクライエントにかかわるときの実践方法を指します。

出題基準に示されている7種類と示されていないものの実際には出題されている4種類を合わせて11種類が出題されています。


社会福祉士国試の出題基準に示されているアプローチ

・心理社会的アプローチ
・機能的アプローチ
・問題解決アプローチ
・課題中心アプローチ
・危機介入アプローチ
・行動変容アプローチ
・エンパワメントアプローチ



社会福祉士国試の出題基準に示されていないものの実際には出題されているアプローチ

・ナラティブアプローチ
・解決志向アプローチ
・フェミニストアプローチ
・実存主義アプローチ
・エンパワメントアプローチ

ターナーがまとめた『ソーシャルワーク・トリートメント』という本では,29種類が紹介されています。


29種類ある中で,出題されているのは,12種類だけです。

もし11種類以外のものが出題されたとしても,正解にはならないでしょう。
また,もし正解になったとしても消去法で答えはわかるはずです。

これから12種類のアプローチを過去問を使いながら覚えていきたいと思います。

ご期待ください。

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