2020年1月28日火曜日

合格・不合格は紙一重~その差は何?

社会福祉士の国家試験は「公益財団法人 社会福祉振興・試験センター」が実施しています。

国家試験は,平成元年に始まりました。

第32回国家試験は節目の年になります。
そうです。第32回国家試験は,令和になって初めての試験です。

今後,ほかの人に説明する時,「私は令和最初の国家試験合格者です」と言えます。

さて,今日のテーマは「合格・不合格は紙一重~その差は何?」です。

結論を先に言えば,合格に向けた気持ちの強弱です。


「合格したい」という強い気持ちをもって,勉強してきましたか?


「はい」

と答えられる人は,自分に自信を持って国家試験に臨みましょう。


「いいえ」

と答える人は,発想の転換をしましょう。

いわゆるリフレーミングです。

受験できることは,自分では意識しないかもしれませんが,「合格したい」という気持ちがあるから実現したものです。

国家試験で実力を発揮する人は,自分に自信が持てる人です。

「合格したい」という強い気持ちをもって,勉強してきました?

の問いに対して,

気持ちだけでも良いので


はい,自分のできる範囲でベストを尽くしました。

と思いましょう。

勉強が足りないと思っても,「自分の中ではベストを尽くした」と思えると最後の最後に大きな力を発揮します。


それでは,繰り返しましょう。


「合格したい」という強い気持ちをもって,勉強してきましたか?



はい,自分のできる範囲でベストを尽くしました。


もう一度繰り返しましょう。



はい,自分のできる範囲でベストを尽くしました。




<今日の一言>


ネガティブ思考は捨てましょう。

社会福祉士の国家試験は,社会福祉士のあるべき姿を求めています。

自分自身にポジティブになれるワーカーは,クライエントに対してリフレーミングすることができます。

社会福祉振興・試験センターは,受験者の受験データは発表していませんが,模擬試験の実施団体が発表するデータを見る限り,平均点を中心とした正規分布を示しています。

そして,大半の人が,上位から30%の点数を基準として,プラスマイナス10点の範囲に入っています。

この得点分布は,国家試験でもおそらく一緒だと考えられます。


ネガティブ思考の人は,自分に自信が持てないので,せっかく正解を選んでも答えを変えて間違えます。

ポジティブ思考の人は,自分に自信あるので,最初に「答えはこれ!」と思ったものは,簡単には変えません。

多くの場合は最初に「答えはこれ!」と思うものが正解となります。

後から読んで答えを変えるのは,明らかに読み間違いをしていた時にとどめるのが適切です。

※今日の問題はお休みします。

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