第34回社会福祉士の国試の受験料は,値上げされる予定です。
現時点(2021/06/27)では,パブリックコメントを募集していますが,ほぼ改正案通りに決定されると考えて良いでしょう。
今回の値上げ理由は,コロナ対策により,国試を実施するための経費が増えるためです。
三福祉士の受験料(予定)
社会福祉士 |
(一般受験者) 15,440円 → 19,370円 (精神保健福祉士と同時受験者) 13,980円 → 16,840円 (科目免除者) 13,020円 → 16,230円 |
精神保健福祉士 |
(一般受験者) 17,610円 → 24,140円 (社会福祉士と同時受験者) 14,160円 → 19,520円 (科目免除者) 14,080円 → 18,820円 |
介護福祉士 |
15,300円 → 18,380円 |
近年の受験料(一般受験者)
第20回 |
11,100円 |
第21回 |
11,100円 |
第22回 |
9,600円 |
第23回 |
9,600円 |
第24回 |
5,580円 |
第25回 |
7,540円 |
7,540円 |
|
第27回 |
7,540円 |
第28回 |
7,540円 |
第29回 |
7,540円 |
第30回 |
15,440円 |
第31回 |
15,440円 |
第32回 |
15,440円 |
15,440円 |
|
第34回 |
19,370円? |
上記のように社会福祉士の受験料が上がるのは,第30回以来です。第29回は7,540円だったものが,15,440円に大幅値上げされました。
このような変化があるときは,必ず何か起きます。
具体的に言えば,合格基準点の変化です。
自信のない人は受験をやめて,実力がある人が集まるととても厳しい試験となります。
覚悟が必要です。
第22回で受験料が引き下げられたのは,当時の民主党政権の事業仕分けで,社会福祉振興・試験センターの内部留保が問題視されたためです。
その時に「受験の手引き」が無料化されています。(それ以前は600円)