2018年2月13日火曜日

負のスパイラルから正のスパイラルへの転換

このブログは,再受験を目指す方へのメッセージを発信するために始めました。

そのため,最初からテクニック的な問題の読み方,解き方を紹介してきました。

しかし,本当に伝えたかった方に,私たちの情報が届けられていたのかは疑問はありますが,基本スタンスはこれからも変えずにいきたいと思っています。

さて,国試を何度も受験して不合格になる方がいます。

受験をあきらめずに受験することはとても大切です。受験をあきらめたら絶対に合格をつかむことができません。

受験をあきらめなければ,絶対に合格をつかむことができます。

しかし,何度も受験しているうちに「負のスパイラル」に陥っている恐れがあります。


負のスパイラル~その1

勉強が不十分で受験 ➡不合格 ➡ 勉強しなかった割に良い点数が取れている ➡ 気が付いたら9月 ➡ そろそろ勉強しなければと思いながらも11月 ➡ 過去問に取り組む ➡ 受験 ➡ 勉強しなかった割に良い点数が取れている ➡ 次はいけるかも ➡ 11月に過去問に取り組む ➡ 受験 ➡ 勉強しなかった割に良い点数が取れている ➡ 次はいけるかも・・・・・・



負のスパイラル~その2

力一杯勉強して受験 ➡ 不合格 ➡ 落ち込む ➡ 試験のことは思い出したくない ➡ 気がついたら8月 ➡ 去年勉強したことは忘れている ➡ 巻き返しを図る ➡ 不合格 ➡ 落ち込む ➡ 試験のことは思い出したくない ➡ 気がついたら8月 ➡ 去年勉強したことは忘れている ➡ 巻き返しを図る ➡ 不合格


どちらも負のスパイラルをオーバーに表現しました。

負のスパイラルを断ち切り,正のスパイラルに変えていくことが大切です。

合格発表後には

「知識が足りませんでした」「教科書をしっかりやりたい」

といった言葉が飛び交います。

初めて不合格になった人はそれで良いと思いますが,2回目の人は,それではちょっと弱いと思います。

どのような知識が足りなかったのか,どのような勉強をすればよいのか,それをぜひ考えてほしいと思います。

そうすれば,必ず正のスパイラルに変えることができるでしょう。

先日,紹介した以下の問題で正解した人は,決して知識不足ではないと思います。はっきり言ってかなり難しい問題です。

第30回・問題47 次の福祉計画のうち,現行法上の計画期間が5年を一期とするものを1つ選びなさい。

1 市町村介護保険事業計画

2 市町村老人福祉計画

3 市町村障害福祉計画

4 市町村子ども・子育て支援事業計画

5 市町村地域福祉計画


この問題は,本当にしっかり勉強した人でなければ正解できない問題です。

正解は4です。

知識をつけることに躍起になっていたら,同じ轍を踏んでしまいます。



チームfukufuku21は,知識があいまいにならない勉強法を伝えていきたいと思います。

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