2018年12月2日日曜日

不服申立制度の徹底理解~その2

不服申立制度のポイントは,各制度における申立て機関を押さえておくことです。

権利擁護と成年後見制度では,

第22回
第24回
第26回

に出題されています。

第26回の出題です。今日の問題の代わりです。必ず押さえてください。

 ↓    ↓

https://fukufuku21.blogspot.com/2017/07/blog-post_5.html


基本的には,上記3回を押さえておけば,何とかなることでしょう。

特に重要なのは,

不服申立ては,行政処分に対して行うものだということです。

サービスに対しては,不服申立てではなく,苦情申立てを行います。

福祉サービスの苦情申立ては,具体的には

護保険サービスの場合は,国民健康保険団体連合会(国保連)

社会福祉サービスの場合は,都道府県運営適正化委員会

に行います。

<今日の一言>

今は国試に向けた仕上げの時です。

得点力を上げるには,出題基準に示された内容を丁寧に一つひとつを覚えていくことです。

国試は,決して難しいものではありませんが,3年間の過去問で合格できるほど甘いものではありません。

それにもかかわらず,3年間の過去問の知識だけで戦おうとしている人がどれだけいることでしょうか。

国試合格には決して近道はありません。

国試まであともう一息です。

チームfukufuku21は,遠回りしないための水先案内をしていきますので,ご期待ください。


<今日のおまけ>

第32回国試を受験される方へ

ネットでは,どの参考書を使うとよいか,といった情報があふれています。

それらを参考にするのは良いと思います。

それは情報を提供している人にとっての事実だからです。

しかし,大切なのは,何を使って勉強するか,ではなく,国試に合格できる知識をいかにつけるかです。

多くの人が使っているという参考書を買って満足ということは,決してないように気をつけてください。

勉強の方法は,それぞれです。

社会人の方は,最近受験したのは介護福祉士の国試だけといったような人は,要注意です。
大学生の方は,受験を経験せずに推薦入学やAO入試で入学した人は,要注意です。

いずれも勉強の仕方が身についていないからです。
「国試に合格できる知識をどのようにつけるか」を意識しましょう。

参考書は,知識を与えてくれます。しかし国試に合格できる知識にするためには,個人で展開していかなければなりません。

実際の国試では,どのように出題されているかを確認しながら勉強するのも良い方法だと思います。

遠回りする方法はいくらでもあります。しかし近道は決してありません。それを肝に銘じておきましょう。

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