第22~33回の出題
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出題数 |
22 |
23 |
27 |
29 |
30 |
32 |
33 |
閉じられた質問 |
5 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
||
感情の反映 |
3 |
〇 |
〇 |
〇 |
||||
言い換え |
3 |
〇 |
〇 |
〇 |
||||
要約 |
3 |
〇 |
〇 |
〇 |
||||
自己開示 |
2 |
〇 |
〇 |
|||||
沈黙 |
2 |
〇 |
〇 |
|||||
開かれた質問 |
2 |
〇 |
〇 |
|||||
明確化 |
2 |
〇 |
〇 |
|||||
アイメッセージ |
2 |
〇 |
〇 |
|||||
直視 |
1 |
〇 |
||||||
要約 |
1 |
〇 |
||||||
助言・提案 |
1 |
〇 |
||||||
繰り返し |
1 |
〇 |
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相づち |
1 |
〇 |
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非言語的な表現 |
1 |
〇 |
||||||
直面化 |
1 |
〇 |
||||||
対決 |
1 |
〇 |
||||||
共感 |
1 |
〇 |
||||||
ミラクルクエスチョン |
1 |
〇 |
||||||
支持 |
1 |
〇 |
少なくとも2回以上出題されているものは,確実に押さえておきたいです。
それでは,今日の問題です。
第22回・問題104 婦人相談所の配偶者暴力相談支援センターに,夫の暴力の相談で来所したNさん(31歳,女性)が,「私は一体これからどうしたらいいでしょうか。小さい子どもを抱えて別れることもできず,ただこの状況に耐え続けるしかないのでしょうか」といって沈黙した。それに対して,相談員(社会福祉士)は「今は八方ふさがりの状態で,とてもおつらいのですね」と応じた。
次のうち,この相談面接の技法を表すものとして,適切なものを一つ選びなさい。
1 直視
2 要約
3 感情の反映
4 助言・提案
5 自己開示
例によって,逐語録的に書き換えます。
C:私は一体これからどうしたらいいでしょうか。
小さい子どもを抱えて別れることもできず,ただこの状況に耐え続けるしかないのでしょうか。
面接技法の事例を確実に正解するためのコツは,ワーカーの応答だけに着目します。
今は八方ふさがりの状態で,とてもおつらいのですね。
「つらい」という感情に関するものは,
3 感情の反映
これしかありません。
感情には,喜怒哀楽がありますが,喜・楽は,ソーシャルワーク場面で取り上げられることはなさそうです。
そうすると,怒・哀ということになるでしょう。
つまり,あまり喜ばしくないものです。
「つらい」「苦しい」「かなしい」といった感情を反映することになるでしょう。
もう一回,事例として出題されているときはこんな感じです。
C:親には迷惑を掛けたくないし,行政のお世話になるのも気が引ける…
またまた「つらい」です。
答えは,感情の反映ということになりそうです。
選択肢を確認してみます。
1 開かれた質問
2 直面化
3 自己開示
4 対決
5 感情の反映
やっぱり「感情の反映」が含まれています。
第22回以降では,面接技法に関する事例はこの2回しか出題されていません。
ワーカーが「おつらいのですね」と返したら,感情の反映とみて,間違いなさそうです。