新しいカリキュラムによる国家試験は第37回から実施されますが,その前の第35回,第36回国家試験から段階的に移行すると予測されます。
新しいカリキュラムの内容は出題されないとしても,最も変化があると考えられるのは,出題の仕方です。
社会福祉士国家試験の在り方に関する検討会報告書
これでわかるように,タクソノミーⅡ型・Ⅲ型は,単なる知識だけでは正解することができないので,かなり高度な能力が求められます。
求められる能力は,報告書に書かれているように,タクソノミーⅡ型では「解釈力」・「判断力」,タクソノミーⅢ型では「思考力」・「判断力」です。
次回は,他の資格にみられるタクソノミー分類に沿った実際の問題を紹介したいと思います。