2023年5月21日日曜日

生活保護の被保護者調査

生活保護の「被保護者調査」は,月次調査として厚生労働省から毎月発表されています。

 

国家試験に出題されるのは,その年度の確定値です。

 

結果の概要に記載されるデータをまとめたのが以下の表です。 

被保護実人員

200万人

保護率

1.6

保護の種類別扶助人員

最も多いのは,生活扶助

被保護世帯数

160万人

世帯類型別被保護世帯数

最も多いのは,高齢者世帯(約半数)

保護開始の主な理由

最も多いのは,貯金等の減少,喪失

保護廃止の主な理由

最も多いのは,死亡

 

それでは,今日の問題です。

 

35回・問題63 「生活保護の被保護者調査(令和2年度(月次調査確定値))」(厚生労働省)に示された生活保護の動向に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

1 保護率(人口百人当)は,16.3%である。

2 1か月平均の被保護実人員数は,約20万人である。

3 保護の種類別に扶助人員をみると,「医療扶助」が最も多い。

4 保護開始世帯の主な理由別構成割合をみると,「貯金等の減少・喪失」が最も多い。

5 保護廃止世帯の主な理由別構成割合をみると,「働きによる収入の増加・取得・働き手の転入」が最も多い。

 

被保護者調査は,出題されるポイントが極めて明確なので,しっかり覚えて各自に点数を取りたいです。

 

それでは解説です。

 

1 保護率(人口百人当)は,16.3%である。

 

保護率は,約1.6%です。

 

2 1か月平均の被保護実人員数は,約20万人である。

 

被保護実人員数は,約200万人です。

 

3 保護の種類別に扶助人員をみると,「医療扶助」が最も多い。

 

扶助人員が最も多いのは,「生活扶助」です。

 

4 保護開始世帯の主な理由別構成割合をみると,「貯金等の減少・喪失」が最も多い。

 

これが正解です。保護の開始理由で最も多いのは「貯金等の減少・喪失」です。

 

5 保護廃止世帯の主な理由別構成割合をみると,「働きによる収入の増加・取得・働き手の転入」が最も多い。

 

保護の理由で最も多いのは,死亡です。

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