2023年12月4日月曜日

倫理的ジレンマの問題は,手ごわいぞ!

倫理的ジレンマは事例で出題され,それほど頻度が高くありません。

確実に整理しないとミスします。


それでは,今日の問題です。


第32回・問題96 

事例を読んで,D社会福祉士が抱える倫理的ジレンマとして,最も適切なものを1つ選びなさい。

〔事 例〕

 Ⅴ病院はこの地域の急性期医療の拠点であり,複数の社会福祉士が働いており,円滑な退院支援を心掛けている。D社会福祉士が担当したEさんは一人暮らしの85歳の男性で猛暑による脱水症状のため緊急搬送された。入院して10日目で全身状態は落ち着き,D社会福祉士にEさんの速やかな退院支援を行うよう依頼があった。Eさんは今回の入院で一人暮らしが不安になり,当面Ⅴ病院での入院継続を希望している。困惑したD社会福祉士は,同僚のF社会福祉士にも相談することにした。

1 クライエントの利益に対する責任と,記録の開示

2 クライエントに対する責任と,所属機関に対する責任

3 同僚に対する責任と,専門性への責任

4 クライエントとの信頼関係と,信用失墜行為の禁止

5 守秘義務と,制度や法令遵守に対する責任


これは事例を整理しやすいタイプの出題です。


ジレンマ状況の整理


病院 → 速やかな退院支援を行うこと

Eさん → 入院継続を希望している。


この状況に合うのは,選択肢2しかありません。


2 クライエントに対する責任と,所属機関に対する責任


この他は,まったく該当しません。

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