このブログでは,国試までのカウントダウンのような記事は極力避けてきました。
なぜなら,人によってまったく知識や適した勉強法が違うからです。
ちょっとだけ,触れておきたいことがあります。
苦手科目に時間をかけるか,かけないか?
人によって考え方は違うと思いますが,不得意科目ばかりに目が行き,得意科目に時間をかけない,という傾向があるように思います。
しかし,苦手科目であっても比較的苦手ではないと思うような領域はありませんか? その部分に力を入れれば,0点はほぼ取らないはずです。自信がなくなるのはこれから国試まで何度も訪れることでしょう。
どれだけ勉強しても,不安は尽きないものです。苦手科目であっても比較的苦手ではない部分は,覚えやすいはずです。そこに着目してみましょう。一番危険なのは,前述のように苦手科目ばかりに時間をかけて,本来得点できる科目に時間をかけない,というものです。
ぜひこの時点で戦略を見直してみてください。
合格する人の執念
●「家に帰ると家事に追われて集中できないので,仕事を終わってから遅くまで開店しているコーヒーハウスで毎日90分と決めて,半年間過ごした」
その結果として,家に帰るのは,22時を越えていたようですが,家事を終えて疲れ切った後に勉強を始める,というよりも学習効率が良かったようです。
●「座って勉強すると眠くなるので,立って勉強した」
すごい執念です。
●「夜は眠くなるので,毎朝4時に起きて2時間勉強した」
朝方勉強は定番ですが,特に冬場は寒いので大変だったと思います。
●「10月から酒断ちをした」
特別なイベント(職場の忘新年会や年末年始など)以外の日は,お酒を飲むのをやめたそうです。受験が終わった後にお酒を飲もうと思ったら,お酒に弱くなっていたそうですが,とてもおいしかったとのことです。
いずれにしても,自分を律することができる人が合格できます。
※今日の問題はお休みします。