受験された方は,どきどきしてその時を待っていることでしょう。
試験が終わると・・・
知っているのに間違った
後から読んだら解けた
という声をたくさん聴きます。
誰もが同じことを経験していることなのでしょう。
そのため,理想を言えば,
ミスがあってもよい点数を取る!
しかしそんなに簡単に得点できないのが,国家試験の怖いところです。
しかも,合格発表で,合格基準点(いわゆるボーダーライン)が分かると,そのミスがなければ合格していたという気持ちになります。
とても悔しいことでしょう。
来年の国試で合格をつかむために,重要なことは,
なぜ問題が解けなかったのかをしっかりつかむことです。
知識が足りなかった
初めて受験された方なら,そういうこともあるはずです。
しかし,何度も受験している方は,そのほかの要因があると考えています。
知識が足りなかった
知識があいまいだった
➡ もっとしっかり勉強しよう
それこそあいまいな認識だと,同じ勉強を繰り返すことになるでしょう。
おそらく同じことが来年も起きます。
なぜなら,国試は,
少しずつ同じで,少しずつ違う
参考書を完璧にマスターしても,過去問や模擬問題集を完璧にして臨んでも,同じようには出題されないからです。
来年合格をつかむなら,
まだ国試の時の思考を振り返ってみることが大切です。
緊張感や国試会場の独特の雰囲気に呑まれて,冷静でいられなかった
こんなことはありませんでしたか?
もしこれが間違った要因だとしたら,知識を定着させる勉強のほかに,メンタル面を考えた勉強を考えなければなりません。
それができれば,
少しずつ同じで,少しずつ違う
に対応できることでしょう。
国試が難しいのは,少しずつ違うところです。
メンタル面が弱ければ,この少しずつ違う部分でやられます。
〈今日の一言〉
お酒と同じように
試験は,飲んでも,飲まれるな!
メンタル面も強化して,国試合格を目指していきましょう!!
これは現役受験組も同じです。