2021年8月31日火曜日

職場適応援助者(ジョブコーチ)の役割

 障害者雇用促進法では,

・障害者職業センター

・障害者就業・生活支援センター

 

が規定されています。

 

専門職としては,

・障害者職業カウンセラー

・職場適応援助者(ジョブコーチ)

 

が規定されています。


今回は,このうちの職場適応援助者(ジョブコーチ)を取り上げたいと思います。


職場適応援助者(ジョブコーチ)の支援内容

・ジョブコーチ支援は、対象障害者がその仕事を遂行し、職場に対応するため、具体的な目標を定め、支援計画に基づいて実施されるものです。

 ・障害者本人に対する職務の遂行や職場内のコミュニケーション等に関する支援だけでなく、事業主に対しても障害特性に配慮した雇用管理等に関する支援を行います。

 ・ジョブコーチが行う障害者に対する支援は、事業所の上司や同僚による支援(ナチュラルサポート)にスムーズに移行していくことを目指しています。  












出典:職場適応援助者(ジョブコーチ)支援事業について(厚生労働省)

それでは今日の問題です。


第30回・問題145 職場適応援助者(ジョブコーチ)の役割に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 事業所に対し,支援対象者のために新規の事業を用意するよう要求する。
2 事業所に代わって,職場外で支援対象者の職業訓練を行う。
3 事業所の求人ニーズに合わせて,求職者をあっせんする。
4 支援当初は支援対象者と職場で一緒にいる時間を少なくし,徐々にその時間を増やしていく。
5 支援対象者が職場の同僚とコミュニケーションを図ることができるよう調整する。







正解は,選択肢5です。

5 支援対象者が職場の同僚とコミュニケーションを図ることができるよう調整する。

ジョブコーチのことを知らなくても,正解できそうな問題かもしれませんね。



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