2022年8月23日火曜日

がん(悪性新生物)について

日本人の死因で最も多いのはがん(悪性新生物)です。

 

それでは,今日の問題です。

 

33回・問題4 日本におけるがん(悪性新生物)に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。

1 近年において,がんは死因の第2位となっている。

2 がんと食生活は関係がない。

3 早期発見を目的とするがん検診は,がんの一次予防である。

4 近年の傾向として,胃がんの「死亡率」は低下している。

5 がんの治療は,手術療法に限られる。

(注) 「死亡率」とは,年齢構成を基準人口で調整した「年齢調整死亡率」を指す。

 

予防が出題されています。

確実に覚えておきたいものの一つです。

 

それでは,簡単に解説します。

 

1 近年において,がんは死因の第2位となっている。

 

がんは死因の第1位です。

 

2 がんと食生活は関係がない。

 

がんと食生活には大きな関係があります。

 

3 早期発見を目的とするがん検診は,がんの一次予防である。

 

一次予防

疾病にならないこと。

二次予防

疾病を早期発見すること。

三次予防

疾病を重度化させないこと。

 

がん検診は,二次予防です。

 

4 近年の傾向として,胃がんの「死亡率」は低下している。

 

胃がんにり患するする人は多いですが,早期発見することで治療可能なので,胃がんで亡くなる「死亡率」は低下しています。

 

5 がんの治療は,手術療法に限られる。

 

がんの治療には,化学療法などもあります。

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