トピック的な記事は,情報がすぐ古くなってしまうので,できるだけ避けていますが,合格発表だけは別です。
現在のカリキュラムによる国家試験は,第22回から実施され,第33回で12回目となります。
第37回から新しいカリキュラムによる国家試験になるので,現在のカリキュラムでは,総まとめの段階に入ってきています。
合格率約30%,合格基準点90点に近づくように,今までさまざま試行して来ました。
ところが今回は,新型コロナの影響で欠席者が大量に出たため,これまでとはかなり異なる受験となりました。
受験生の得点分布は発表されませんが,もし発表されたら,例年とは異なる形になっているかもしれません。
第33回の国試の合格率や合格基準点が,例年と大きく異なるようなことがあったら,得点分布が大きく異なった結果だと考えて良いと思います。
因みに,第33回国試は,問題の文字数や2つ選ぶ問題の数などが第28回国試に近いです。
そのため,第28回国試のスタイルを理想に掲げて,第33回国試の骨組みを作ったものではないかと考えています。
それはさておき・・・
国家試験は,数点の差の中に多くの受験生がいます。
ほかの人よりもちょっと多く点数を取る必要があります。
今年の国試で合格がつかめなかったとしても,なぜミスしたのかを分析し,勉強を重ねていけば,必ず合格できます。
3か月勉強で合格できるというと都市伝説がある限り,ほかの人よりもちょっと多く点数を取ることはそれほど難しくないからです。